くぼ@仕事が楽しくなる本紹介

あなたの人生をより進化させる本を紹介していきます!Amazonのアソシエイトとして、当メディアは適格販売により収入を得ています。

サブリーダー的な役割を任される人、任された人に読んでほしい! #21 常勝チームを作る最強ミーティング プロ野球監督に仕える「参謀」の役割

こんにちはくぼです!

みなさんは、なんとなく響きが好きな言葉ってありますか?

僕は昔やっていたスポーツの関係で、「常勝軍団」「無敵艦隊」って言葉がグッときます笑

強い集団って憧れますけど、プレッシャーもすごいですよね。

今回は、プロ野球チームの参謀を長いこと務めていた筆者の名著です!

 

今回紹介する本はこちら!

 

常勝チームを作る最強ミーティング プロ野球監督に仕える「参謀」の役割

 

 

↓もしくはKindle unlimitedで読み放題(月額980円)

 

【一言紹介】

プロ野球に「参謀」として貢献してきた筆者の哲学

【どんな人におすすめ?】

サブリーダー的な役割を任される人、任された人

【読むことで得られること】

参謀としての役割、人事評価の考え方

 

 

時代が流れてくと共に、今まで通用していたことが通用しなくなることもある。今まで通用していた情報はストックしていき、現状と照らし合わせることが重要。

時代とともに、考え方やテクノロジーが変わり、今までの考え方がフィットしないこともあります。ですが、その変化についていくことができず、自分の考えを若い世代に押し付けることを「老害」なんて言ったりしますね。

ですが、過去の偉人の名言を調べてみると、現代でも通用しそうなものばかりです。

表面は変わっていっても、根っこの部分は変わらないのでしょうか。

 

 

著者が考える参謀が持っていなければならないスキルは2つある。

「自分の野球哲学を、自分の言葉で選手に伝えることができる」。

「広い視野で物事を考えることができるうえ、監督によってカラーを変えていける」

では反対に、「どんな人物が参謀に向いていないか」と聞かれれば、答えはひとつ。 「みんなから『いい人』と言われている人物」である。

この話を読んで、思い出した話があります。僕が上司から、「新人の育成をする社員を、君の後輩の中から推薦してくれ。」と言われたことがあります。その後、オフレコの場で、「正解不正解は気にしなくていいから、君の選んだ基準を言ってみてくれ。」と言われました。

そこで僕の答えた基準は以下の通りです。

育成する側に向いている社員→自分の哲学を持っている(多少ズルくても、自分の中でこれといった決まったやり方を持っている。)

 

育成する側に向いていない社員→いい奴。上司にも部下にも悪い顔ができず、追い詰められたり、問題を解決できなかった人をよく見てきたから。

 

この項を読んで、なんとなく同じ考えの人がいて、うれしかったです。笑

 

 

監督が重要な決断を下す際、迷いがあると感じたときは、参謀がそっと背中を押してあげることも、時には大切な役割である。

まだ僕は、重要な決断を下す際に、近くにいるような人材ではありませんが、この言葉を胸にしまっておきたいと思いました。

 

「人に見られている」という意識で周囲の人への気遣いは変わっていく。

プロ意識に関してのお話です。読売巨人軍は、紳士の集まりとして有名なのだとか。

目を見て挨拶をする。ゴミが落ちていたら拾う。人が通りそうであれば、ドアは開けて待っていてあげる。などの気遣いができる大人になりたいものです。

 

強いチームと弱いチームの違いは何か?

勝ち方と負け方に違いがある。

強いチーム=競り勝ち、大差負け

弱いチーム=大差勝ち、競り負け

ここは、今回の「難しいポイント」でした。

ちょっと、理解しきれなかったです。

勝負があきらかに決まっている試合を除いて、実力が拮抗した時に、勝ち切れる集団なのかそうでないのかで、勝率が変わってくる・・・ということですかね?

だれかわかりやすく教えてください笑

 

低迷しているチームの諸悪の根源は、

戦力となる選手の不足、フロントの必要以上の介入

フロントとは、スポーツチームのうち、直接的には試合に関係しない人を指します。詳しくは漫画のジャイアントキリングを読んでみてください。チームの会長や、広報、GMとかが入ります。

 

そして、この文章も、心当たりがありました。

新入社員が入ってきて、現場から離れたようなベテランの社員が、勉強会等を企画したことがあります。

新入社員は、まだ人の名前や物品などを覚えることで精いっぱいなのですが、身の丈にあっていない教育を受けさせられたことで、とても疲弊してしまいました。

 

勝つための(成果を上げるための)要素は、一朝一夕では手に入らないということですね。

 

 

【まとめ】

面白い本でした!

野球好きの方はもちろん、仕事やゲームが好きな方も、楽しめると思います。

ぜひ買って読んでみてください!