こんにちはくぼです!
みなさんは、なんとなく響きが好きな言葉ってありますか?
僕は昔やっていたスポーツの関係で、「常勝軍団」「無敵艦隊」って言葉がグッときます笑
強い集団って憧れますけど、プレッシャーもすごいですよね。
今回は、プロ野球チームの参謀を長いこと務めていた筆者の名著です!
今回紹介する本はこちら!
↓もしくはKindle unlimitedで読み放題(月額980円)
【一言紹介】
プロ野球に「参謀」として貢献してきた筆者の哲学
【どんな人におすすめ?】
サブリーダー的な役割を任される人、任された人
【読むことで得られること】
参謀としての役割、人事評価の考え方
時代が流れてくと共に、今まで通用していたことが通用しなくなることもある。今まで通用していた情報はストックしていき、現状と照らし合わせることが重要。
時代とともに、考え方やテクノロジーが変わり、今までの考え方がフィットしないこともあります。ですが、その変化についていくことができず、自分の考えを若い世代に押し付けることを「老害」なんて言ったりしますね。
ですが、過去の偉人の名言を調べてみると、現代でも通用しそうなものばかりです。
表面は変わっていっても、根っこの部分は変わらないのでしょうか。
著者が考える参謀が持っていなければならないスキルは2つある。
「自分の野球哲学を、自分の言葉で選手に伝えることができる」。
「広い視野で物事を考えることができるうえ、監督によってカラーを変えていける」
では反対に、「どんな人物が参謀に向いていないか」と聞かれれば、答えはひとつ。 「みんなから『いい人』と言われている人物」である。
この話を読んで、思い出した話があります。僕が上司から、「新人の育成をする社員を、君の後輩の中から推薦してくれ。」と言われたことがあります。その後、オフレコの場で、「正解不正解は気にしなくていいから、君の選んだ基準を言ってみてくれ。」と言われました。
そこで僕の答えた基準は以下の通りです。
育成する側に向いている社員→自分の哲学を持っている(多少ズルくても、自分の中でこれといった決まったやり方を持っている。)
育成する側に向いていない社員→いい奴。上司にも部下にも悪い顔ができず、追い詰められたり、問題を解決できなかった人をよく見てきたから。
この項を読んで、なんとなく同じ考えの人がいて、うれしかったです。笑
監督が重要な決断を下す際、迷いがあると感じたときは、参謀がそっと背中を押してあげることも、時には大切な役割である。
まだ僕は、重要な決断を下す際に、近くにいるような人材ではありませんが、この言葉を胸にしまっておきたいと思いました。
「人に見られている」という意識で周囲の人への気遣いは変わっていく。
プロ意識に関してのお話です。読売巨人軍は、紳士の集まりとして有名なのだとか。
目を見て挨拶をする。ゴミが落ちていたら拾う。人が通りそうであれば、ドアは開けて待っていてあげる。などの気遣いができる大人になりたいものです。
強いチームと弱いチームの違いは何か?
勝ち方と負け方に違いがある。
強いチーム=競り勝ち、大差負け
弱いチーム=大差勝ち、競り負け
ここは、今回の「難しいポイント」でした。
ちょっと、理解しきれなかったです。
勝負があきらかに決まっている試合を除いて、実力が拮抗した時に、勝ち切れる集団なのかそうでないのかで、勝率が変わってくる・・・ということですかね?
だれかわかりやすく教えてください笑
低迷しているチームの諸悪の根源は、
戦力となる選手の不足、フロントの必要以上の介入
フロントとは、スポーツチームのうち、直接的には試合に関係しない人を指します。詳しくは漫画のジャイアントキリングを読んでみてください。チームの会長や、広報、GMとかが入ります。
そして、この文章も、心当たりがありました。
新入社員が入ってきて、現場から離れたようなベテランの社員が、勉強会等を企画したことがあります。
新入社員は、まだ人の名前や物品などを覚えることで精いっぱいなのですが、身の丈にあっていない教育を受けさせられたことで、とても疲弊してしまいました。
勝つための(成果を上げるための)要素は、一朝一夕では手に入らないということですね。
【まとめ】
面白い本でした!
野球好きの方はもちろん、仕事やゲームが好きな方も、楽しめると思います。
ぜひ買って読んでみてください!