こんにちは!くぼです!
お仕事は順調でしょうか?今回は、プロジェクトの管理者に向けた本を紹介しますが、チームの一員としても知っていて損がない、そんな本を紹介します!
- 出版社 : KADOKAWA (2021/8/16)
- 発売日 : 2021/8/16
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 192ページ
【一言紹介】
プロジェクトをマネジメントするための知識をわかりやすく書いてあります。
【どんな人におすすめ?】
仕事でプロジェクトにチームとして取り組んでいる人とチームリーダーに任命された人
【読むことで得られること】
プロジェクトマネジメントの手法や、リスク管理に関する知識
プロジェクトには様々な制約と不確実性がある中で、やりくりして目標達成を目指す
これが明確に記載されている所がすごくよかったです。マネジメントをやる前って、陰でいろいろ言ったりしますよね。「あのリーダーはダメだ。俺ならもっと・・・」って言葉を聞いたのは一度や二度ではありません。僕も思ったことはありますが、口にしたことは一度もありません。リーダー職の一番近いところで仕事をしていたからです。
制約と不確実性がある中での目標達成は、どんなプロジェクトでも求められることですよね。資源(人、時間、お金、資材)は有限ですし、一定の基準を越していかないといけないし・・・。ほんと大変ですよね。だからこそやりがいがありますよね!!
プロジェクトマネジメントの手法
仕事を順番にこなしていく手法。日本では、こちらが一般的。
⑵アジャイル型
優先すべきこと、成果物の要素などを選択し、進めていく方法。最近、日本でも取り入れられてきている。
目標達成の言語化、可視化
MORSの法則
Measured(計測) 数値化できる
Ovservable(観察) 誰が見てもどんな行動をしているのか分かる
Reliable(信頼) 客観性があり、誰が見ても同じ行動だと認識できる
Specify(明確化) 何をどうするかが明確になっている
SMARTの法則
Specifc(明確性)設定した目標や計画は具体的で明確でわかりやすいか
Measurable(測定可能) 目標や計画の進捗などは計測や測定ができるか
Assignable(割当可能)誰が行うかが明確で役割や権限が割り当てられているか
Realistic(現実的)現実的な目標や計画を設定されているか
Time bound (期限設定)目標達成やタスクの完了に機嫌が設けられているか
ゴールから考える(どうしたら出来るか)
=バックキャスティング思考
現時点から、目標に向けて、足し算の考え方で、課題に取り組んでいく人は多いと思います。
ですが、この本では、ゴールから考えて、現時点の自分たちに何が足りないかの引き算の考え方を推奨しています。
プロジェクトの開始前にはキックオフ(プロジェクトの実行フェーズを開始する会議)を行うが、そこでは細かい話などはせず、社会的、会社としての意義などを伝えてモチベーションをupさせる。また、メンバー同士の交流を促進させる。
キックオフという用語までは知りませんでしたが、僕の職場では前会議、人によってはブリーフィングという言い方で、仕事に取り掛かる前に会議があります。
そこでは、達成目標と方向性などを話していきます。当然ながら、みんなまじめな態度で臨むのですが、この本から学び、楽しむようなものにしてみてもいいのかもしれませんね。
まとめ
僕はチームの中では、いわゆる中堅層なので、リーダーの役割は、臨時でしかやったことがありませんが、リーダー職に任命されそうになったらぜひ買いたいと思いました!
すごい面白かったです!